【イカゲーム】
- 鑑賞日 2022/01/29
- 公開年 2021
- 監督 ファン・ドンヒョク
- 脚本 ファン・ドンヒョク
- キャスト イ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、オ・ヨンス、ホ・ソンテ
- あらすじ 多額の借金を抱え、人生の崖っぷちに立たされた人々のもとに、「ゲームに参加しませんか?」という謎の招待状が届く。そのゲームの賞金は、破格の456億ウォン。参加者たちは、子供の頃に遊んだ懐かしいゲームに挑戦することになるが、そこには命をかけた残酷なルールが隠されていた。
- ジャンル 韓国ドラマ ミステリー スリラー
- 鑑賞媒体 NETFLIX
- お気に入り ◎
感想
カイジやーん!という感想は散々言われているのでさておき、何故日本がこれを作れなかったんだ、と嘆かずにいられない位面白かった!
カイジにも言える事ですが、デスゲームの派手さやグロさのインパクトの楽しさというよりも、人間描写の巧みさ、群像劇の見事さに舌を巻きました。
カイジで、鉄骨から落ちるおいちゃんよろしく、イカゲームでも「死なないでぇ」と思わせてくれる人物が沢山います。特にイラストに描かせていただいたセビョクのシークエンスは涙無しには見られません(泣)デスゲームものは沢山ありますが、ここの人間描写がしっかり描けていない作品はただのグロ描写が目立つばかりで、物語としての感動は得られません。
その辺、韓国ドラマは本当に上手ですよね。
また、人物間の裏切る、裏切らないのバランスもちょうど良かったです。
権謀術数系は、ドロドロにしようと思えばいくらでもできるのですが、それをやりすぎると登場人物全員を疑わないといけなくて疲れるというか、裏切りが起きる度に「もうええって…」とウンザリするのですよね。今作はその辺の塩梅が絶妙で、主人公のダメだけどいいヤツ加減とか、この人は裏切って欲しくないと思える人物はそのままちゃんと裏切らないので安心するというか、ストレスを感じさせるハードルがちょうど良いのです。この辺さすが世界を意識したマーケティングだな、と思います。ゲームのシンプルさも世界でウケた大きな要因ですよね。
そして登場人物が焦ったり、必死になってる時の韓国語って、個人的にですがすごく刺さるんですよね。語感や、ぱぴぷぺぽのイントネーションがとても臨場感を伝えてくれるというか。観てるこちらもアワアワアワとなります(笑)ロマンス映画のフランス語も同様にうっとりするというか、やはりその国で作られた言葉で鑑賞すると、土地の風俗が感じられてすごく好きです。
終わりとしてはシーズン2に続きます。「箱庭から外に世界を広げたデスゲーム系は大体駄作化する」という法則を果たして打ち破れるのか。
興行的にシーズンを繋げなければいけないのは仕方ないとは思いますが、シーズン1単体でとてもクオリティの高い、素直に楽しめるエンターテイメントでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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