2026-03

L'Arc〜en〜Ciel

ぱたや式 L’Arc-en-Ciel 七片の詩画集:「shallow sleep」

HYDEさんソロの「shallow sleep」をレビュー。亡き愛猫との思い出を重ね、夢幻的な音楽構成と情緒溢れる歌詞が描き出す、夢と現実の境界を考察します。
映画

【映画レビュー】「岸辺露伴は動かない 懺悔室」/実写化の正解がここにある。ヴェネチアの重苦しい空気と「幸福への呪い」が描き出す至高の表現。

漫画の再現を超え、独自のセンスで「表現」された岸辺露伴の世界。ヴェネチアを舞台に語られる、幸せになることを許されない男の懺悔と、筆者が抱く幸福への個人的な死生観が交錯する。
映画

【映画レビュー】「リロ&スティッチ 実写版」/破壊と再生の物語。実写だからこそ突き刺さる、孤独な魂たちの共生!

名作アニメの実写化。南国の煌びやかなリゾートの影にある貧困やヤングケアラーといった重いテーマを扱いながら、孤独なスティッチとリロが本当の「家族(オハナ)」を見つけるまでを、圧倒的な映像美で描き出します。
ドラマ

【ドラマレビュー】「珈琲いかがでしょう」/中村倫也さんの魅力が駄々洩れ。一杯の珈琲が人生を救う、優しくて少し苦い物語。

中村倫也さん演じる移動珈琲屋の店主が、人々の悩みを一杯の珈琲で解きほぐしていく物語。癒やしのエピソードと、徐々に明かされる主人公のハードな過去が交錯する、独特な食い合わせのドラマです。
アニメ

【アニメレビュー】「アメリと雨の物語」/ベルギーの感性が捉えた、瑞々しくも哲学的な日本の記憶の結晶

ベルギー人作家アメリ・ノートンの幼少期を描いたアニメ作品。1960年代の日本を舞台に、子供特有の万能感や、戦後の傷跡、そして国境を越えた魂の交流を、圧倒的な映像美と躍動感あふれるアニメーションで描き出します。
映画

【映画レビュー】「ファミリア」/志の高さに感謝しつつも、重すぎるテーマがエンタメの枠に揺れた一作

役所広司さん主演の映画『ファミリア』をレビュー。日本における移民問題や排斥主義という重厚なテーマに切り込んだ志の高さに敬意を表しつつも、エンターテインメントとしての落とし所やリアリティのバランスについて、感じた葛藤を綴ります。
映画

【映画レビュー】「変な家」/「間取りの謎」という極上のフリが、後半の「因習」に食われてしまった悲劇

話題の映画『変な家』を配信で鑑賞。間取り図から紐解かれるロジカルなミステリーの興奮が、中盤以降の急激な「因習ホラー」への舵切りでどこへ向かってしまったのか。期待が大きかっただけに、少し残念な気持ちが残った一作。
映画

【映画レビュー】「嵐が丘」/構図、演出、愛憎のすべてが美麗。美しき英国の風景の中で、死と快楽が狂い咲く至高の一本

1800年代の古典を現代的なセンスで再構築。完璧な構図と荒涼とした英国の風景。観る者の独占欲を揺さぶる、美しくも残酷な純愛の形。
映画

【映画レビュー】「ドールハウス」/矢口監督の『罠』に震えろ!ポップな予告の裏で脈打つ、容赦なき呪いの箱庭。

『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督が手掛ける初の本格ホラー(?)『ドールハウス』をレビュー。ポップな予告編に隠された、あまりに罪深い「予告詐欺」の正体と、ジャパニーズホラーの新境地。
映画

【映画レビュー】「28年後」/28年の時を経て、美しき自然と絶望が溶け合うアポカリプス

ダニー・ボイル監督が再び手掛けた『28年後…(28 Years Later)』。ゾンビホラーという枠を借りて描かれるのは、少年のあまりに過酷な成長譚。圧倒的な自然美と、そこに共存する「死」の尊厳。28年という歳月がもたらした、人類の黄昏と希望についてのレビューです。