【エヴァンゲリオン 新劇場版:序 月1エヴァリバイバル上映】
- 鑑賞日 2025/11/15
- 公開年 2025
- 総監督 庵野秀明
- 監督 摩砂雪、鶴巻和哉、庵野秀明
- 脚本 庵野秀明
- キャスト 緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、石田彰、坂本真綾
- あらすじ 謎の巨大生物「使徒」の襲来により危機に瀕した世界。14歳の少年碇シンジは、父である特務機関NERV(ネルフ)の総司令官ゲンドウに呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機のパイロットとなることを強要される。過酷な運命を背負った少年少女たちの戦いの物語が始まる。
- ジャンル 日本アニメ アクション SF
- 鑑賞媒体 映画館
- お気に入り ◎
感想
当時、「絵が綺麗になっただけのエヴァか。まぁDVDでいいかな」と家で観たところ、ラスト、 カヲル君バーン! 次回予告で謎のおさげ少女(マリ)バーン!! ナニコレ別もんじゃーん!!!
と、大変後悔した記憶があります。あれから18年。ようやくそのリベンジを果たせました。 ちゃんと劇場で観れて良かったぁ……。あと三回、またシンジ君と「月一の旅」が出来る幸せを噛み締めています。
「ヤシマ作戦」という極上映画体験
正直に言うと、前回の『Air/まごころを、君に』や、次回の『破』に比べて、わざわざリバイバル上映を観に行く必要があるのか、といえば結構腰が重かったのが本音です。
ただやはりそこは、さすが映画館。 クライマックスの「ヤシマ作戦」の臨場感たるや半端なかった。 あのブゥゥン……という充填音、日本中の電気が消える静寂、そして発射の怒号。 これは家では味わえません。一生のうちに一回は、このヤシマ作戦を劇場で浴びることができて本当に良かったです。
「あぁ! 35年ローンが!」
2007年ぶりに観た『序』。 僕自身がすっかりオジサンになっているせいか、当時とは全く違うノイズが混じりました。
初号機がマンションに激突するシーン。 「あぁ! 35年ローンが!」
巨大な薬莢が排出され、車を押しつぶすシーン。 「あぁ! 新車おろしたてなのに!」
かつては「カッコいい!」だけで済んでいた破壊描写に、人生の悲哀ノイズが混じる。世界の平和より自分の小さい生活が気になる、 これが年を取るということなのですね…
映画館ってすげぇな
驚いたのは、劇場が満席だったことです! 『序』なんて配信でもDVDでも、あらゆる媒体で観放題なのに、こんなにも映画体験を重視する人がいてくれるなんて、それだけで感無量でした。(しかもチケット代高いのに(泣))
何より、僕のような懐古厨だけでなく、若い人が沢山いたこと! なんというコンテンツ力!見終わった後に、前の席にいた若い男の子がお友達にふと呟いた、 「映画館ってすげぇな、全然違うわ」。
この言葉を聞けただけで、来た甲斐がありました。
視点は「シンジ君」から「大人たち」へ
やはりおっさんになってから一番変わる視点は、自分が「大人側」になったということでしょうか。
シンジ君と同じ14歳でエヴァが開始、一緒に育ち、感情移入し、彼を自分の分身のように感じていました。 『序』を初めて観た時もまだ20代でしたから、マインドはまだ子供たち寄りです。
しかし今回、40代になって初めて観る『序』はまるで景色が違います。 「もう嫌だ! ここから出してよ!」と叫ぶシンジ君に、本当に胸が痛む。 いかに子供たちに過酷なことをさせていたのか。
同時に、ミサトさんやネルフのスタッフたちが、心を鬼にしてまでも子供たちを酷使しなくちゃいけない焦燥感や責任感も、痛いほど理解できるのです。
二つの視点で楽しんだ至福の体験
子供側から観るエヴァと、大人側から見るエヴァ。 人生を通してその両方を体感できたことは、とても幸せな経験だと思いました。それも一重にそれだけ長い間この作品を作って下さった制作陣の皆様のおかげです、本当にありがとうございます。
改めてこのアニメは自分にとって特別な作品だったなぁ、と劇場で感慨深くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの感想も、ぜひお聞かせください!


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